2024年2月、高級時計のレンタル会社である
“トケマッチ”が突然の解散を発表しました。
現在、預けた時計が返却されるのかが
焦点になっていますが、雲行きは怪しそうです。
今回は、被害額はいくらなのか?をまとめていきます。
そもそも時計は返ってくる?
様々な見解が、SNS上ででていますが、
恐らくは、返ってこないということになるでしょう。
公式では、返却までに6ヶ月間かかることになっていますが、
これは時間稼ぎの説が有力で、
この6ヶ月間で、訴訟の準備などを進めていくのでしょう。
被害総額はいくら?
被害総額は、約15~20億円にのぼると予想されます。
トケマッチで運用されていた時計は、約1,500本となっています。
預けられる時計は、
最低10万円程から高ければ数千万のものもありました。
預けられた時計の価値としては、1本100万円程度になる予想で、
その他、預けた人への利益の支払いの滞りも含めれば、
上記の記載程度にはなってくるでしょう。
時計を売ったお金はどこにいった?
利益の分配
いわゆる自転車操業状態といわれるやつです。
トケマッチはビジネスモデルが破綻しています。
貸し手が見つかっていないのに、
時計を預かっているわけですから、
どのように預けた人にお金を払っていたのか?
ということになります。
大抵は起業時の自己資金や、銀行からの借入でやりくり
するのですが、双方ともあるとは思えませんね。
預けてもらった時計を売って、払っていたのでしょう。
他事業の補填
トケマッチを運営する合同会社ネオリバースは、
不動産関連事業も展開しています。
代表ではる小湊氏は、不動産関連の出身で、
ネオリバース起業前に、一度不動産業で倒産の経験もあります。
不動産の仕入れ資金にでも流用してしまった可能性
も大いにあるでしょう。
仕入れた不動産も売っても二束三文なんでしょう。
まとめ
今回は、トケマッチの被害額と、
売られたお金がどこにいってしまったのか?
について、まとめてみました。
お金はすでになくなってしまったと思われますが、
被害者の方に少しでも返金されることを祈ります。