2023年1月に大阪湾に迷い込んだクジラ(淀ちゃん)の
死骸処理費が大阪市の試算の2倍以上に膨らんだと話題です。
当初、3,500程度が8,000万円とのことなので、
由々しき事態ですね。。。
これから大阪市の担当者が不正をしていないか等
の調査が始まるようですが、
そもそも適正な処理価格はいくら程度なのか、
調べていきます。
クジラの淀ちゃんって何だっけ?
淀ちゃんは、2023年1月に大阪湾の淀川河口で発見され、
4日後に死亡が確認されたマッコウクジラです。
体調は15メートル程度、体重は38トンだったようで、
その死骸は、大阪港湾局によって、
紀伊水道沖の海底に沈められました。
迷い込んだ当初は、淀ちゃんの愛称が付けられ、
見物客も多くにぎわっていたようですね。
クジラの死骸処理相場はいくら?
相場は、1頭500万円~1,000万円と思われます。
そもそもクジラの埋葬方法は、
埋設、焼却、海底に沈める
の3通りになるようです。
今回は、埋葬は大阪湾では難しく、
焼却も搬送も難しいことから断念。
消去法で、海底に沈めることにしたようですね。
海底に沈める事例は、鹿児島県南さつま市で
前例があるようですが、
13頭の大量座礁だった2002年の事例では、
約6,000万円の資金を投じたようです。
単純に頭数で割ると500-1,000万円程度になりそう
ですね。
今回は大阪での埋葬との事で、鹿児島よりは
高い費用がかかったと予想されること、
また、物価も当時よりは上がっていることを
鑑みても、
8,000万円は高すぎますね。
今後の動向
今後は、大阪市の担当者がクジラの埋葬業者と
何らかの癒着が無かったのか調査が進むでしょう。
緊急に処理が必要だったからと言って、
業者の入札を行わなかったことなど、
怪しい点はいくつかあるようなので、
なんらかのネタはでてくるのではないでしょうか?
大阪府は万博のトイレのデザインについても
物議を呼んでいて、ずさんな管理体制も
問題視されましたので、何かと心配ですね。
続報を待ちたいところですね。
まとめ
今回は、クジラの淀ちゃんの埋葬料について、
相場を調べてみました。
相場はおよそ500万円-1,000万円と予想され、
報道されている8,000万円は高すぎということに
なりそうですね。
大阪市の担当者からの事情聴取を待ちましょう。