2024年1月11日午前、西武の山川穂高がFA権を行使するに当たっての人的補償に、ソフトバンクの
和田毅になりそうとの報道が日刊スポーツからあり、大きな波紋を生みました。
ソフトバンクの顔として活躍してきた和田選手がなぜプロテクトから漏れたのか・・・
ファンからも悲痛の声がよせられました。
すると同日の夕刻、和田選手ではなく、甲斐野選手に決まったと報道があり、
当初の報道は誤報であったことがわかりました。
今回は、なぜ和田選手ではなく甲斐野選手となったのか、まとめていきたいと思います。
※和田選手と報道されたときの考察、人的補償の解説などはこちらの記事をご参考にどうぞ。
※岩瀬式プロテクトとの噂がでてきた、最新の記事はこちらからどうぞ。
西武ライオンズ陣営の理由
西武ライオンズ陣営としては、GMの渡辺氏が以下のようにコメントしています。
チームにとって、救援投手が大きな補強ポイントでした。
真っすぐとフォークで打ち取ることができるライオンズにいないタイプの魅力的な投手です。
当初和田選手と報道されたときの考察でふれたように、やはり西武ライオンズとしては、先発投手の層は
厚いので、和田選手の名があがったのには、やや疑問がありましたが、やはり救援投手の補強を目的として
甲斐野選手を指名したということのようです。
ソフトバンク陣営の理由
ソフトバンク陣営としては、何が起こったのか、正式な発表があるまではわからない状況です。
想像の域をでませんが、和田選手と報道があった際のファンからの声が大きくなりすぎて、
なにか動きがあったのではないかと、誰もが思うのではないでしょうか・・・
ソフトバンク陣営の理由については、正式な球団からのコメントを待つことになりそうです。
ちなみに、甲斐野選手は以下のような前向きなコメントがきています。
突然のことではありましたが、ホークスには本当にお世話になり感謝しかありません。ドラフト1位で獲ってもらったものの、期待に沿えるような活躍はできなかったと思いますが、チームメート・監督・コーチ・スタッフ・フロントの皆さんには温かく見守ってもらい感謝しています。
今回僕を評価・指名してくれた西武球団にも感謝しています。チームの雰囲気が明るくファンの方も熱いイメージがありますので、ベルーナドームでプレーするのが今から楽しみです。 最後にホークスファンの皆さんにも感謝を伝えたいです。良い時も悪い時も声援を送ってくれ、福岡の街を歩いていてもよく声をかけてもらいました。ケガから復帰した時にマウンドで受けた声援はずっと忘れません。
今後のホークス戦でも、こっそり僕だけ応援して欲しいです。 これからも野球人としてやるべきことは変わりませんので、ブレずに自分らしく頑張っていきたいと思います
和田選手からは現状コメントがなく、引き続き、動きがあればチェックしていきたいと思います。
その他の理由
そもそも日刊スポーツの当初の報道では、「方針を固めたことがわかった」「人的補償を和田に絞り込んだ」
と微妙な表現であり、日刊スポーツとしては、確かな確証を得ていたと思われますが、確実ではなかったため、
このような表現にしていたのではないでしょうか。
なので、そもそも和田選手から甲斐野選手に変更になったというより、そもそも甲斐野選手だったのかも
しれません・・・
この辺りを解決するには、もう少し公式からの発表を待つ必要がありそうです。
まとめ
今回は、山川穂高選手の人的補償について、和田選手から甲斐野選手に突如変更した理由について、
西武ライオンズ視点、ソフトバンク視点でまとめてみました。
続報が出次第、更新させていただきます。
以上
