メルカリでの出品を始めると、どこかで必ずゆうパケットポストに出会いますよね。
ゆうパケットポストは、郵便ポストから発送できるため、かなり便利な反面、
サイズぎりぎりで出した場合、ちゃんと発送されるかどうか心配になります。
今回は、ゆうパケットポストがサイズオーバーでも送れるのかについての解説と、
知り合いの配達員に配達の実情を聞きましたの参考にしていただければ幸いです。
ゆうパケットポスト概要
ゆうパケットポストとは、日本郵便がフリマアプリ向けに提供しているサービスです。
専用箱か専用の発送用シールとを使って荷物を梱包し、郵便ポストに入れるだけで匿名配送ができます。
日本郵便のキャッチコピーの通り、「いつでも・どこでも・かんたん」に発送できるのです。
ゆうパケットポスト (箱) | ゆうパケットポスト (シール) | |
---|---|---|
販売価格(専用箱・専用シール代) ※日本郵便での販売価格 | 65円/箱 | 5円/枚 (20枚100円) |
販売場所 | 郵便局・ローソン・ダイソー等 | 郵便局・ローソン・ダイソー等 |
荷物サイズ | タテ:32.7cm ヨコ:22.8cm 厚さ:3.0cm | 3辺合計60cm以内、 長辺34cm以内、 かつ郵便ポストに投函可能なもの |
荷物重さ | 2kg以下 | 2kg以下 |
サイズオーバーだとどうなる?
上記の荷物サイズをオーバーしてしまった場合は、原則、返送されてきます。
返送に関しては、公式HPもご参照ください。
サイズオーバーでも送れる場合もある?
若干、抜け道のようなものはあります。それは、ゆうパケットポストシールの”厚み“です。
上述の表でも、”箱”は厚み3cmと明記されていますが、”シール”の方は「郵便ポストに投函可能」であればOK
ということなっています。
郵便ポストのサイズは、設置場所によってマチマチですが、2.5~4.0cmが一般的なようです。
※新しめのポストのサイズは4.0cmのようです。
つまり、”シール”で発送すれば4.0cmの厚みはOKになります。
また、洋服など、グッと押し込んでも大丈夫な商品であれば、6-7cm程度の厚みまでは郵便ポスト
に入れ込むことも可能です。
私は、メンズLサイズのステンカラーコートを圧縮袋で圧縮し、ゆうパケットポストシール
で発送したことがありますが、郵便ポストにいれるのに5分程度郵便ポストと格闘したことが
あります。(自分がはずかしくなければ可能です。)
最近、全国14箇所に7cmの郵便ポストもあるようですが、そちらには投函不可になっています。
詳細は、日本郵政のHPでも書かれていますので、ご参考にどうぞ。
郵便局員の知り合い談
知り合いの郵便局員の話では、最近、ゆうパケットポストの”厚み”は局内でも問題になっている模様です。
郵便ポストにはぎりぎりで入ってもの、配送先の自宅の郵便ポストに入らなくて、「持戻り(配送不可)」
になってしまって、配達員さんの負担が増えているケースが増えているからです。
今後も引き続き、この流れが続くのであれば、ゆうパケットポストシールの規制が厳しくなる未来も
遠くないことでしょう。すでに場合によっては、郵便ポストに入っても返送されているようです。
まとめ
ゆうパケットポストのサイズオーバーについてまとめさせていただきました。
現状、サイズオーバーの場合は原則、返送されます。
ただし、ゆうパケットポストシールについては、”厚み”については、若干ゆるい側面もありますが、
今後、何らかの規制が入ってくるのではないかと予想されます。
以上、参考になりますと幸いです。