2024年2月、高級時計のレンタル会社である
“トケマッチ”が突然の解散を発表しました。
数千万という価値の時計を預けていた利用者もいて
気が気でないのではと心中お察しいたします。
今回は、トケマッチがなぜ解散したのか?
その理由について、まとめていきたいと思います。
トケマッチ(ネオリバース)が解散した3つの理由
広告宣伝費が高い
CM撮影料が高いという意味ではありません。
ビジネスモデルに起因するところなのかなと思いますが、
高級時計をレンタルして、SNS上でレビューするという人
がどれほどいるでしょうか?
利用者のほとんどは、高級時計をつけて
“見栄を張りたい”ということなのでしょうから、
レンタルしていることを積極的に発信することは
ないのでしょう。
そうなると、企業としての広告宣伝費はかさみます。
廃業寸前の2023年12月には、時計を集めるために
アマゾンギフト券10~15万円分のプレゼントキャンペーンも
打っていたようですね。
計画倒産という方々が増えるのも納得です。
投資としての利回りが高い
投資としての利回りの設定が高すぎると思われますね。
最低でも、16%程度になっているわけですから、
そのうらに”何かある”と疑うべきですね。
【利回りイメージ】
150万円の時計を預託した場合
「19,900円/月」×「12ヶ月」÷「150万円」=15.9%
資金繰りで困窮か
運営会社である合同会社ネオリバース代表の小湊敬済氏は
もともと不動産業界出身の方です。
ネオリバースの前に一度不動産業で開業していますが、
倒産した過去があります。(倒産理由は、明示されていません)
ネオリバースも、トケマッチの他にハウスーモという
不動産関連の業態をもっているようですが、
そっちの資金繰りに引っ張られてしまった可能性もありますね。
今後の動向
今後は、預けた時計が返ってくるのかということに
焦点が集まることになります。
現状公式では、6ヶ月で返却とされていますが、
雲行きは怪しそうなので、
続報を待つことになるでしょう。
もしかすると、すでに換金され、法人の運転資金に
利用されていた・・・なんてこともあるかもしれませんしね。
まとめ
今回は、トケマッチを運営するネオリバースが
解散した理由について、まとめていきました。
主な理由はビジネスモデルに起因するものがほとんどですね。
時計が返却できません、、、なんてことにならないといいですが。
続報あれば、更新していきます。